仰ぎて天に愧じず唄:真田幸村(草尾毅) 石田三成(竹本英史) 直江兼続(高塚正也)「幸村」:暁の空に稲妻天の怒りか 予兆(きざし)なのか「兼続」:時は来た 旗を翻し愛と義のため行くべき刻(とき)「三成」:己を捨てて己を活かす平らかな時代ここに創るために「幸村」:一人の槍はひとつでも「三成」:重ねりゃ強くなり変わる「兼続」:それを絆と人は呼ぶ「合」共に共に駆ける戦場燃ゆる燃ゆる気炎万丈「幸村」:戻るる道など無し進む道はここにあり「合」共に共にただ駆け抜ける縷々と生き急ぐ奔流よ「兼続」:ひらり「三成」:ずばり「幸村」:勝ち鬨あげにゆけ「合」今生でそう別れがいつ来ようとも「幸村」:悔やむことなど何もない「合」目指すものは光る光る光る光る光る光る黎明の時「幸村」:ほとばしる天の涙よ戦乱の地を 洗い流せ「兼続」:乱れし世 生まれし運命(さだめ)我は信念貫き行く「三成」:ただ刹那の人の世としても闇に抗って理想(ゆめ)を抱き行こう「幸村」:わずかな風は揺らぎでも「三成」:集まりゃ嵐になり変わる「兼続」:それを時代の風と呼ぶ「合」共に共に此処に参上言わぬ言わぬ熱き友情「三成」:黙して語らずとも以心伝心ここにあり「合」共に共にただ潔く迷い斬り捨てこの身賭ける「兼続」:ひゅるり「三成」:きらり「幸村」:烈しい風になれ「合」一陣の風でも歴史は動き出す「三成」:露と消えても構わない「合」願うものは光る光る光る光る光る光る蒼天の朝「兼続」:向かい風でも止まらない「合」目指すものはいつか来たる遠く見ゆる時代(とき)の夜明け…共に共に駆ける戦場燃ゆる燃ゆる気炎万丈「兼続」:戻るる道など無し進む道はここにあり「合」共に共にただ駆け抜ける縷々と生き急ぐ奔流よ「兼続」:ひらり「三成」:ずばり「幸村」:勝ち鬨あげにゆけ「合」今生でそう別れがいつ来ようとも天に愧じるは何もない目指すものは光る光る光る光る光る光る光る光る黎明の時