作词 : Kenta Kataoka作曲 : Junnosuke Kuroda「おはよう」 “テレビの中のキャスターは言うんだよ僕はまだ30時君はどう?髪を梳かして朝の報せを素直に聞いているの繋がれて溶け合って蒸せるように戯れていた時計の針6時を指し明るみ出した空に二人で愚痴零していたこのまま夜のまま朝が来ないように蓋をして抱き合って抱(いだ)き合って時計を睨んでは子供のようにまた駄々をこねるよこのまま夜のまま朝が来ないように蓋をしてああでもないこうでもない言い二人で買ったカーテンの隙間から浮かぶ下弦の月「おはよう」 “挨拶の手よりもしなやか君のその寝癖に穏やかな気持ちで「やれやれ」と水を手につけて手櫛で梳かしたああ何度悔やんだって何度惜しんだって何度見返したって変わらない今日を眠らせられない終わらせられない僕だけが僕だけがまだそれでも朝は来て跳ねた髪を一人梳かして同じような寝癖をつけていた人のこと思い出してまた寝かしつけているあの日みた月のような跳ねた髪は今何処にいてああでもないこうでもない言い合い誰の中腕の中胸の中抱き合い下弦の月の下