作词 : うじたまい作曲 : 40mPツノをもった少年は部屋でぽつり呟いた『僕は人間じゃないらしい』寂しがり屋の少年はいつも何故か1人ぼっち時計の響く銀の街である日突然現れた耳の上のそのツノはまるで世界を変えました"なんで?"『つまんないの』"ねぇなんで?"『嫌われ役でしょ』言われ続けてたその言葉は"なんで?"『不思議だもの』"ねぇなんで?"『可愛いから』ってさチヤホヤな裏返し僕はなんだったっけ?リトルモンスターバケモノのままでそっと踊りだすランランドゥ愛してる好きをもっと送るよ夢見た世界はみずみずしくてでもなんで乾いた視線に身体ごと 心ごとカラカラ音がした"だぁれ?"『王子様に』"ねぇだぁれ?"『ヒーローになってさ』過去が産み出した彼の夢も"だぁれ?"『優しい人』ねぇなんて言われる度にさ甘いだけ残らない綿菓子のようだリトルモンスターちっぽけなツノがちょっとずっしりと重くって歌うのも踊るのも叶わない嘲笑う声、高鳴る音"僕はだぁれ?"こぼれた言葉は人々の肩かすめゆらゆら揺らいでく産まれたときから"みんなと同じ"を歩かされてきたはずでした後になって何か人と違うもの求められる生き方『ねぇ上手くできないなぁ』リトルモンスター逃げ出したとき目の前に現れた少女頭には同じツノを持って『生き辛いね、わたしもなの』なんて笑って手を差し出しましたなぜだろう涙がボロボロと落ちてゆくリトルモンスターバケモノ同士手をとって踊り出すランランドゥ傷口に愛がそっと溢れて彼女は歌った『重くなったモノはきっと誰かと持つの』と身体ごと 心ごと満たされる音がしたあぁそうこれはきっと全ての『君』のお話。