永き月夜に眠る扉閉ざした心に 輝きの矢を放て古き叡智と 新たな息吹重ね築(きず)かれた大地で淘汰されてく 然(しか)るべきか刹那に刻まれ選ばれし者 抱く(いだく)魂息づく受け継がれし血が久遠の冀求 踊り出すは灯りか翳り(かげり)か振り翳せ(かざせ) 胸に秘めた鍵黒き影を裂いて 囚われし心解き逃(のが)れよ 暗き永久(とこしえ)の枷(かせ)から記憶の底で咲いた輝きの矢を射れ 烟りの湧き立つ 空へと時の静寂(しじま)を 過る(よぎる)風音夢現(ゆめうつつ)歪(ひず)んだ世界雲間(くもま)の嵐波打つのは 惑(まど)う方舟か古の力を求めて溢れだした想い 熱き火を滾(たぎ)らせて凍(い)てつく闇を 焼き払い溶かせよ埋まれし輝きを取り戻せ同じ時代(とき)に生まれ 授(さず)かりし胸の鍵輪廻(りんえ)を重ね巡り合う 宿命黒き影を裂いて 囚われし心解き逃れよ 暗き永久の枷から記憶の底で咲いた輝きの矢を射れ 烟りの湧き立つ 空へと