Title: 汎用合成クラスメイト:宇佐見05号 (All-Purpose Synthetic Classmate: Usami no.05)Circle: 凋叶棕 / Publisher: Melonbooks RecordsAlbum: 東方Compilation CD 萃星霜Original : 夢違科学世紀 ~ Changeability of Strange Dream - 1st -))科学世紀の少年少女(Boys and Girls of the Age of Science)いつから彼女はそうだろうとこか皆から浮いているそれもそのはず だって彼女合成のクラスメイトなのさ一目じゃ誰にも分らない歪な科学の申し子よ低まるバース・レイトの中ついに叩かれたかその扉どれほど隠しおおせても僕には全部お見通しそれもそのはず だって彼女人並みに外れたその頭脳その表情ひとつとっても 何もかもを知りたいようで世界の端から端までの その向こうへと向けている何もかも変わらぬ日常に全て曖昧な認識に君というの存在だけが異質な合成品で“天然”の僕達にどれほどといっても馴染めない僕らと同じにはなれない君だけが独りぼっち月日は次第にめぐってそれでも彼女は馴染まないそれもそのはず だって彼女合成のクラスメートだから誰をも必要としない瑕疵を抱えたその心だから声をかけたとして合成の笑顔で笑うだけ差のあることは悪徳と僕ら何一つ均整でそれだというに だって彼女その意図のわからぬ能力偏差そうだ自分のいるその意味 世界に探そうとするのは何もかもが決められている以上に“意味”などはあるのかい—?全て平穏な日常に疑うことなど何もない君というその存在だけがただ全て掻き乱す“天然”の僕達は何もかもを恐れはしない僕らと何が違うのだろう君だけが独りぼっち君は想う 君は問うそれが合成の心のせいで何もかもを疑わず 生きていくこともできないどこまでも どこまでも君はどうなってしまうのだろうそんなにも不確かな幸せの理由に縋るようでなんでもないよな日常に僕らは何も変えられない君というその存在だけが全てを壊していく“天然”の僕らより天然らしい顔をしてるあるいは全てが逆しまでも君はずっと独りぼっち—?—桜の下で笑う君。その笑顔を見るとき、僕は—。本当の合成品は—。もしかしたら僕らの方と、そんな風に思うのだろうか?