誰かが投げたボール 転がってく期待通りに 投げ返せない 冷たい指無機質な 夢を見て色の無い 部屋を出た雨に濡れ 虹を待ちかさぶたに気づいた日 同じ瞳(め)をした同志(きみ)に逢えたもう ひとりじゃない 明日の扉一緒に開ける手がある信じてやまないもの ひとつあるならきっと 怖くないあったかい場所へ行こう Heart of Gold風が細く悲鳴をあげている 鍵穴あふれるものを 閉じこめてた まつげたち手探りで こじ開けて水彩の 筆をとる空の碧 花の緋光射すこの街に 新しい道が色づいたそう 夜明けのない 明日などない雨雲に隠れても太陽はそこにある 照らし続けるただ 信じればいい果てない旅に出よう Heart of Gold生まれた意味さえ 生きゆく理由(わけ)さえ答えはないけど いいんだよ瞬間(いま)を強く 踏みしめようゆっくりと拾いあげ 投げ返すボール大丈夫 明日の扉一緒に開ける手がある信じてやまないもの ひとつあるならきっと 怖くないあったかい場所へ行こう Heart of Gold