蜜蜂が飛んで旅は続くんだ甘い花の中で体を洗って「あえて」って言った君のことと古い風車の回る景色とほどけて昇る煙に変えてもう全部消してしまうからもっと黒く塗って、もう塗りつぶして愛も夢も全部今、未来はその向こうにあるああ、手の鳴る方へ、声のする方へ音も詩も全部かたちのない透明に還るだけタンチョウが眺めてる氷の斜面にはね返る光、少しは湿って大事なもんはしまっときなさもなきゃ言葉に変えられちまう横顔にかかる髪のままに人差し指で空を突くもっと黒く塗って、もう塗りつぶして愛も夢も全部今、未来はその向こうにあるああ、手の鳴る方へ、流れ行く方へ音も詩も全部かたちのない透明に還るだけ風が吹くままに次の蜜探す鮮やかで可憐な世界静かに人差し指で空を突くもっと黒く塗って、もう塗りつぶして愛も夢も全部今、未来はその向こうにあるああ、手の鳴る方へ、声のする方へ音も詩も全部かたちのない透明に還るだけ透明に還るだけ