作词 : エイハブ作曲 : エイハブ腹が痛い程笑ってくれ。この痛みとおあいこにしようぜ。忘れた頃に来る、終わりの無い反省会。過敏になる時代、求めがちになる正解。『そうだ。鈍感でいたいならその胸の洞の内を、打てど響かぬ中身で満たせ。』空虚であった僕は些かな辛い事も致命傷だ。空の心にそれは良く響いた。どれだけ誰かの言葉で埋めても満たされなくて、いっそもう、僕のなら構わない。と痛みで満たした。すーっと鈍くなる。何もかもが痛みを纏った。そうやって、全部憎くなる。幸せの仕組みに気付いた。素知らぬフリで、もう叶わぬそれに蓋した。腹が痛いほど笑ってくれ。この痛みとおあいこにしようぜ。ほら哀れな僕を笑ってくれってさぁ、言ってんじゃんかさ!下手な同情、要らないわ。ただ辛いだけなのは嫌。だから笑ってくれってば。誰が見るでもない場所でも笑顔作り、鏡の前でさえ、戯けて身振り手振り。だから、痛がる暇さえ無くって、ただ過ぎてく日々に疲弊して、どっか消えかかってんだ僕の最後のアイデンティティ。頼むから僕に与えてよキックイット。羨ましく見えた自由なフリーキー。張り付いた笑顔がアメイジング。ハハッもう孤独や別離は嫌と。譲れるもんは、譲れば平和裏に済むと、笑顔に縋った。本当、馬鹿みたい。何もかもの僕を投げ出した。そうやって。虚になってく。遣る瀬無い思いが染み込んで、気付かぬうちに、剥がれてった僕の面のテクスチャ。そう、死ぬほど怖いや。僕の終わりまでずっと、ただ辛いだけだった。そんな風に思ってしまう事が。思ってもいないような事を言葉にして本当にしていくのにも慣れて、真っ直ぐな誰かを見て、羨ましくなった。言葉にはしない。こんなにも痛いこの世界に、救いは一つとして無いなんて、狂ってるって思っていた夕暮れに、ふっと、救われようとしていない僕に気付いた。どれだけ皮肉を自分に飛ばした?無視してたんだ、自分を認めたい僕を。もう病気じゃないか!おぉ、馬鹿みたい!隠れていた僕を取り込んだ。いつだって此処にいたんだぜ。何もないだなんて言わないで。無理矢理でもいい、今日だって、思いに気付いたって、そっと褒めて、ちょっと僕を好きになって!僕の空っぽの心をどうか、愛して満たして。